栄養科の主な業務内容
入院患者様・入苑者様
■給食管理について
患者様・入苑者様の病態・年齢等に合わせた食事提供
(1)一般食(常食)→過不足無く栄養補給を行う(食事摂取基準を基に)
(2)病気別の食事→糖尿病・腎臓病食・心臓病食・肝臓病食・人工透析食など
(3)年齢・性別により食事区分(年齢別過重平均所要量を基に)
(4)嚥下困難食→病気によるもの・加齢によるもの等で飲み込みの難しい方への食事提供
(5)行事食(正月・クリスマス等毎月1回)
(6)コスト対策
等を考慮し、管理栄養士が献立を作成している。
<調理師の仕事>
各献立にのっとり、一般食はもとより病態別献立についても限られた調味料・食材で、美味しいと感じてもらえて安全な食事を作ります。
■栄養管理について(管理栄養士)
入院患者様・入苑者様個人個人について栄養状態を観察し、栄養補給量がどうであるか評価します。喫食量の把握・嗜好の把握・嚥下の問題・体重測定・身体計測等行い、栄養状態の評価をします。→栄養状態が良好であれば、病気の治癒も早く、早期退院が可能です。
栄養科は給食管理と利用管理の両論で入院患者様・入苑者様の入院(入苑)生活を援助しています。
※チーム医療…患者様を中心に、医師・看護師・管理栄養士・臨床検査技師・薬剤師・介護士・理学療法士などがチームを組んで栄養状態・治療を考えています。
外来患者様(個人・集団)
外来患者様で、食事療養中の方・栄養状態が悪く医師が必要を考えた患者様に、栄養食事指導を行っています。
栄養科は、病院の中では目立つ部署ではないですが、患者(入苑者)様に食事の時間を楽しみにして頂けるよう、医療技術の一環として努力研鑽して参ります。