健康だより

ウォーキングをしてみませんか?

2009/04/06

ウオーキングは、体調をよくする効果や、健康になる要素がたくさん詰まっています。
さらに習慣として続けることで、心肺機能の向上や内臓機能の強化・脳・精神状態の改善に手軽で有効な運動です。

しかし、慢性疾患などの病気の方々は、掛かり付けの先生に充分ご相談の上ウオーキングをして下さい。身体への急激な負荷は、有効な運動が逆効果となります。

 

歩くことによって得られる効果がある

1.心肺機能が高まります
心臓が強化されて収縮量が増し、血液の拍出量が増えます。また、肺の働きが活発になり、換気量が増えて全身に新鮮な酸素を送ることができます。

心臓と肺

 

2.血管を丈夫にします
全身の血管に多くの血液を送り出すことができるため、毛細血管が増え、あわせて血管を太く丈夫にします。

血管

 

3.骨を丈夫にします
運動により筋肉が発達し、体重も増えることから骨にかかる重みもまします。 これは骨の形成に良い影響を与えると同時に、運動によりカルシウムを摂取する能力が高まることにより骨を丈夫にし、骨粗しょう症の予防にもなります。

 

4.生活習慣病が予防できます
血液量が増加することにより血管の弾力が増して高血圧を予防できます。また、善玉コレステロールを増やし。逆に悪玉コレステロールを減らすことにより動脈硬化が予防できます。さらに、脂肪を燃焼して肥満が解消され、インスリン非依存型糖尿病の症状を軽くするなど生活習慣病を予防できます。

ウォーキング

 

5.脳の働きを活発にします
歩くことで大脳に刺激を与え、さらに脳細胞に新鮮な酸素や栄養が十分送り込まれ脳を活発化させることができます。

頭の中の「脳」

 

6.疲れにくい身体になります
心肺機能が高まり、より多くの酸素を摂取し、疲労物質を酸化分解する能力が高まるので、疲れにくい身体になります。

元気が出ます

 

7.脚や腰の筋肉を増やします
ウオーキングは体中の筋肉の80%以上を使い、特に脚や腰の筋肉を鍛えることができることから、腰痛の予防にもなります。

腰が痛い!

 

8.ストレスの解消に最適です
脳への血行がよくなり、酸素供給が増して、脳の疲れを取り精神が安定しストレスの解消に効果的です。

気分最高

 

以上、歩くことによる身体にe―(イイ)お話をしましたが、歩くことが生活の一部となるようにすることが大切です。
私も歩き始めて4年目を迎えますが、最初は「人目が気になりました」人の少ない時間帯で歩いていましたが1ヶ月を過ぎると、堂々とウオーキングができるようになり体調もよく、身体を動かすことが苦にならなくなりました。(歩く時間は、最低20分以上です)

透析科